五月病

五月病 適応障害

一般に、春になって学生や新入社員が心身に不調が表れる症状を五月病と呼びます。これは正式な病名ではありません。
「適応障害」が、この症状の病名です。環境に適応できずに、やる気が出ず、食欲不振や睡眠障害などの症状がありますよね。
この適応障害は学生や新入社員だけに起こるのではありません。
新しい環境に適応できない、という場面は、転職や退職、結婚や引越しと様々な機会に訪れます。

適応障害は次のように症状がありますよね。

1.不安気分を伴うもの
不安、心配、いらいら感など
2.うつ気分(気持ちが重い、暗くなる)を伴うもの
希望を見出せない、涙もろい
1と2の両方を伴う状態もありますよね。
3.行為の障害を伴うもの
社会規範や規則に適応できない
4.情緒的症状と行為の障害、両方を伴うもの
1や2の症状と3の症状の両方を伴う状態
5.身体的愁訴(しゅうそ)
疲労感、頭痛、不眠など身体的症状
6.引きこもりを伴うもの
社会的引きこもり

適応障害とは、普通よりもストレスの重い状態のこと。
現代の社会の中では、事故や自然災害から学校、職場、近隣での人間関係など多くのストレス因子が存在します。誰でも心に動揺が起こる状態があると言えます。
誰でもこのような症状になる可能性がありますよね。
適応障害は適切な治療で、多くは3ヵ月以内で治りますよね。

五月病・適応障害を不安がらず、自分自身を見つめる機会と捉え、心にゆとりを持ち生活していくことが大切だそうです。

カウンセリングの横浜心理相談センター

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